札幌クリエイティブ系10社合同説明会

ヒューマンアカデミー札幌校さんの尽力で、札幌にあるクリエイティブ系企業10社の合同説明会が開催されます。ゲーム会社もあるので、興味のある方はぜひ!
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何の関係もないけれど、私も様子を見に行こうかと思っています。


そういえば先日、大通のシネマカフェさんで、第14回札幌ゲームクリエイターズ会(という飲み会)が開催されました! 1年振りの開催で、私個人は2年振りくらいの参加になります。お久し振りな方から初めましてな方まで、大勢の皆さんにお会いできて大変有意義でした! 中にはごあいさつできなかった方もいて心残りです。途中で名刺が切れたのも残念です…。今後リベンジしたいと思います。あと、写真の1枚も撮っときゃよかった…。

激ハマリ絵本

子どもが生まれてから絵本に接する機会が増えたわけですが、先日実家に帰った際、私が子どもの頃の絵本が大量に残っていて、たくさんもらって帰ってきました。その後amazonや図書館なんかで見て驚いたのが、絵本の息の長さ。30〜40年前の絵本が、平気でバリバリ現役です。
というよりも、古い絵本の方がアーティスティックで絵がすばらしいんですよね。最近の絵本はパソコンで仕上げてるので、絵というより商品っぽいです。


お気に入り絵本は、何十回読まされたことか…。そんなうちの子ドハマリ絵本を紹介します。あくまでもうちの子の偏った趣味ですので、おすすめというわけではありません。


たまごのあかちゃん (幼児絵本シリーズ)

たまごのあかちゃん (幼児絵本シリーズ)

1歳3ヶ月くらいで、生まれて初めてハマった絵本がコレ。近所のリサイクルショップで他の絵本を買ったついでに何気なくこれも買っただけで、確か100円くらい。当時、松谷みよ子さんのシリーズとか揃えていたりしたのに、そちらはハマったというほどではなくて複雑な気持ちになりました。いろんなたまごからあかちゃんが出てくるという単純な繰り返しが面白いみたいです。子どもはとにかく繰り返しが好きですね。


はらぺこあおむし エリック=カール作

はらぺこあおむし エリック=カール作

有名な絵本ですね。こちらは1歳8ヶ月くらいのときにハマり、ほんとに何回も読まされた…。しゃべり始めだったので「あぉむし!あぉむし!」と言い出して驚いた記憶が…。こちらはまだ好きです。うちでは冒頭の献辞「このえほんをいもうとのクリスターへ」部分を渋く読み上げるのが流行りました。妹のクリスターって今何してるのかなぁと毎回思います。


のろまなローラー

のろまなローラー

しょうぼうじどうしゃじぷた

しょうぼうじどうしゃじぷた

とらっく とらっく とらっく

とらっく とらっく とらっく

実家からもらってきた3冊。1歳10ヶ月から車にドハマりし、家でも車(オモチャ、テレビ、本)、外出しても車、ともう車車車。車づくし。轟。そんなわけで今はこの3冊ばっかりです。他の本も読もうぜ。
それにしても、絵本にも載ってないし、誰も教えてないのに「くれーんしゃ!」とか言い出して怖い。

「東京バンドワゴン」「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」小路幸也

東京バンドワゴン

東京バンドワゴン

東京の古本屋さんを舞台にした、大家族の下町人情ものです。他界したおばあさんが語っているという設定なので、全編おばあさんのやさしい語り口で話が進み、ますますほんわかした雰囲気です。
頑固者のひいじいちゃん、ロックンローラーのじいちゃん、その息子達と妻子達のところに、ちょっとした不思議な事件が舞い込み、それを解決すべく動いてみると…と、短編集のようなつくりになっています。
事件性はないけれど、不思議な出来事の謎を解明していくさまはちょっとミステリ風味です。北村薫の「円紫さん」シリーズのような。
空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

悪人はまったく出てこないので、それが安心であり、ちょっと寂しくもあり…。「東京バンドワゴン」シリーズは続いているようなので、さらに読んでみたいと思います。


ところで作者の小路先生は以前、専門学校で非常勤講師としてシナリオを教えてらっしゃったのですが、私も同時期、同じ学校で別の授業を持っていました。曜日が違うので、会議のときにごあいさつしたくらいなのですが、やはり近い場所にいた方がこうして活躍されているというのは、うれしいというか励まされる思いです。勝手にですが…。

「スプートニクの恋人」村上春樹

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

フロム古本浪漫堂
以前読んだ「アフターダーク」に比べると、ずっと従来の春樹節で、「あーこれこれ」と思いながら読み進めました。
ネタバレになるので以下↓

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ごぶさたです

kkato_sp2011-11-30

すっかりブログ更新をさぼっておりました。夏頃はかなり仕事が忙しく、久し振りに出勤&残業&休日出勤といった日々を過ごしていました。その反動で秋はまったり過ごし、気づけば冬。明日で子どもは1歳10ヶ月です。


子どもは少し前から宇宙語を話すようになっていたのですが、最近は「かーたん」と言えるようになり(なぜか興奮すると「ママー!」になる。家でママなんて言ったことないのに)、そして最近ではなんと、「ちっちゃいね〜」「みかんだね〜」と、間投助詞をつけてきましたよ!
宇宙語がとたんに日本語になってきて、なんというか宇宙語がかわいかったので、さみしい気持ちでいっぱいです。


なお最近はfacebookの方に1日1回くらい顔を出しています。

札幌ブックフェス2011「まちで本とあそぶ9日間」

9月3日(土)〜9月11日(日)に、札幌で本にまつわるイベント「札幌ブックフェス」が開催されるそうです。複数のイベントがあるので詳しくはコチラのサイトを見ていただくとして…。
いつもお世話になっている古本浪漫堂さんが11日(日)に札幌駅前通地下歩行空間で行われるワン・デイ・ブックスに出店するというので、そこに顔を出そうかなと思っています。
そして興味あるのがビブリオバトルin札幌決勝大会。おすすめの本を5分でプレゼンして競う競技だそうなのですが、ビブリオバトルという言葉を知らなかった数年前に、買ってきた古本をプレゼンしあって勝敗を決めるという記事を書いていた身としては当然興味あります。がしかし開催日は9日(金)19:00〜。おそらく仕事なので見学は無理そうです。


ちなみに今何を読んでいるかと言えば「赤毛のアン」全巻。途中で挫折していましたが、それでも全巻読んで感想を書きたいと思い最初から読み返したら、アラ面白い。つーかすごく面白いよ! というわけで熱中しながら読んでいます。アンが結婚してから急に「渡る世間は鬼ばかり」みたいになっちゃったのがつまらない…と思っていたのですが、なぜか2周目の今はすごく面白いです。なぜ1回目と2回目でここまで印象が違うのか…。ちなみに1回目もわりと最近なんですけどね。
というわけで赤毛のアン全巻感想をいつか書いてUPできたらいいなと思っております。今ここ↓

炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7  (新潮文庫)

炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7 (新潮文庫)

「現実入門 ほんとにみんなこんなことを?」穂村弘

現実入門

現実入門

フロム古本浪漫堂
歌人である作者が、40歳を越えても人生の経験値が低いのを売りに、初めて体験することをネタにしたエッセイです。
…という、ゆるゆる系エッセイなのかなと思ったのですが、意外にも読み進めていくと、状況が二転三転して、なんだかもうキツネにつままれたような、どういうジャンルとして受け取っていいのか戸惑うユニークな本です。
以下、ネタバレなのでたたみます。これ、前知識なしで読んだ方が面白いので、私の以下の感想も読まない方がいいです。ネタバレありの感想を書きますけども、読まない方がいいです(2回言っときます)。

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