「注文の多い料理店」宮沢賢治

注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス)
東北旅行の予習。
賢治の弟による解説が面白かった。
宮沢賢治は(私にとっては)非常に、何と言っていいのか、難しい。
抽象画を批評するのは難しいのと同じように、あるいはレディオヘッドの音楽のように(これも私だけか?)、ガリガリ削りっぱなしの原石のように……って例えれば例えるほどワケがわからなくなるのでやめよう。
いずれも「具体的にどうこう言えないがとりあえず素晴らしいということだけはわかる」と言った感じ。