アナコンダ２

前作「アナコンダ」はへっぽこさんと劇場で見たのですが、２をスルーしていたら、へっぽこさんが貸してくれました。前作は、アナコンダより、アナコンダハンターのジョン・ヴォイトの方が怖かったです。で、今作はと言いますと、アナコンダより人間関係の方が怖かったです。
不死の蘭を取りにボルネオに向かった科学者のみなさん。雨季の危険を押し切っておんぼろ船で川を下っていくのですが、ジャングルの中の船って、ある意味密室なんですね。どこにも逃げられない。なので船に乗っているメンバーが、最初は「いい人だな」と思った人が実はそうでなかったり、おかしくなっていくのがじわじわと怖かったです。関係ないけど、船長の飼ってる猿の芝居があまりにも良くてびっくりしました。
前半はアナコンダを出し惜しみているのかあまり出ないんですが（出ずっぱりになるとウソくさいので、これはこれで良し）、後半からはアナコンダが大活躍。というか蛇嫌いな人にはたまらないウゾロウゾロ感。ヒィー。飽きさせないテンポで、楽しめました！ただ、TV版吹き替えを見たのですが、普通の会話が不自然なのが残念でした。