レッドクリフ
トニー・レオン!トニー・レオン!…というかけ声で見て参りました。
といっても三国志はあまり知りません。興味はあって、ずっと触れてみたいとは思っていたのですが…
以下、三国志と私。
- 学生時代…弟に誘われ、コーエーの三国志(スーファミだったがバージョンは不明)をプレイ。弟に「協力プレイしよう」と言われていたのに、董卓にそそのかされて弟を裏切ったあげく、弟の国もろとも董卓に滅ぼされ、姉弟間に微妙な空気が流れる。
- フリー時代(というか現在)…「三国志を知りたいならナムコ三国志(中原の覇者)がいいよ!」と勧められるがよく聞いてみるとファミコンソフトでがっかり。すぐ「リメイクされるよ!」と聞いて再度期待するがPSPと聞いてまたがっかり。
そして現在に至ります。
さて映画ですが、開始前にメイン三国(曹操、劉備、孫権)を、きっちりNHKのように説明してくれて大変ありがたい。劇中でもしつこいくらいに、登場人物に、ふりがなと役職つきの説明字幕が出ます。これも大変ありがたいのですが、映画の終わり際にまで、超メイン人物である曹操に字幕が出ると、「いや、さすがにその人は覚えたよ…」と、親切を通りこしてバカにしているんじゃなかろうかとツッコミを禁じ得ません。
アクションシーンはジョン・ウー印で、残酷かつスローモーション多用でお好きな人はニヤリとしてしまうでしょう。ただ、静かなシーンは若干退屈なきらいがあります。劉備夫妻のベッドシーンや、劉備と孔明が交流するシーンが不自然に長いのですがあれはサービスなのでしょうか。せっかく「ウォー」と盛り上がっていたのにやや冷めました…。
キャストでは、関羽と張飛がイメージぴったり!眉毛と髭がかっこいい。それ以外の人は有名だから出ているという感じで、イメージ通り…というわけではないのですが、でも孔明役の金城武は一人でキラキラしていて素敵でしたよ。しかしなんだろう…あのまぶしそうな顔は…彼はずっとまぶしそうでした(関係ないけど堺雅人もずっとまぶしそうですよね)。
それにしても、こんなノリで日本史も映画化してくれないものかと。映画にしやすくて盛り上がる時代といえばあの時代で…こんなキャストで…と、帰りはずっと妄想していました。個人敵には源平合戦を見たいのですが、人気だと戦国時代でしょうか。