かつら

かつら合わせに行ってきた。行く前は例のごとく「行きたくない」とグズグズ言っていたが、あらわれた美容師の先生が、予想以上のベテラン(年配)だったので、内心「来た!!」と思った。年配の美容師さんが担当で和装だと、むかしむかし風のメイクにされる……という噂を聞くが本当だろうか。「あー、こりゃあ当日、高確率ですごい化粧にされるぞおー」と、スリリングな展開になった。目が離せない。自分自身から。
何の打ち合わせもなく、いきなりかつらをかぶらされる。もうその先生のマイペースさがたまらない。かつらをかぶったところで、横から見ていた師匠(仮名)がひとこと、「普通だぞ!」
頭だけ島田のかつらをかぶった私のどこが普通なのか。さらに、「そういう人いるよ!歩いてるよ!」
歩いてねーよ。どうも「時代劇にいる人っぽい=かつらに違和感がない」と評したかったようだ。生暖かい励ましはありがたいが語彙が変だよ。
ちなみにこの先生、何かするたびに、頭や顔を「ぺたぺたっ」と軽く叩くのが、やさしい感じでそこはステキ。かつら合わせ、約5分で終了。さすがに早っ。
そんなわけで、新キャラ「先生」登場。いっそすごい顔にしてくれ。弟1号も「俺アフロで行くつもりなんだけど」だって。ネタになるからいっそアフロで来い。