007 カジノロワイヤル

過去にジェームズ・ボンド役を演じた役者は何人かいるが、007フリークの師匠(仮名)いわく、「その人が初めて見たボンドが一番好きなボンドになる。ショーン・コネリーから見た人はショーン・コネリーじゃなきゃダメだし、ロジャー・ムーアから見た人はロジャー・ムーアのボンドが好きになる」だ、そうだ。そんな私はピアース・ブロスナンから見たので、ベストなボンドは彼だと思っているし、今回、ボンド役が変わったのは残念だった。
で、今作を見て思ったのは、「変わったのはボンド役だけじゃない!」ということ。007映画が変わってしまったのだ。
新生007は、気合いが感じられた。ストーリーは「ちょっと…」だけどハードボイルドだしカッコよかった。でも私が好きなのは、あのキザで、シャレ男なボンド氏であり。今作は「出会い」の映画であると同時に「別れ」の映画だった。ああ、あのボンドはもういないんだなあ、と実感した。
とりあえず、新生ボンド、足速いッスね。あとタイトルバックも相変わらずカッコイイ!!!女体が出ないけどいいや、カッコイイから!主題歌「You Know My Name」が、昔のヒーローものみたいで超アツイ!!!日本語歌詞つけて、歌のうまい男性に熱唱してもらって、パチモンバージョンをつくりたいくらい、アツイ!!


「007/カジノ・ロワイヤル」オリジナル・サウンドトラック
このサントラCDには主題歌「You Know My Name」が入ってないので注意!