マッスルモンク

マッスルモンク [DVD]
アンディ・ラウ主演のムキムキマッスル香港映画。あまり前知識もないまま見てしまった。


主人公の元・武僧はマッスルボディ。いきなりストリップ劇場でおどる、筋骨隆々なアンディ・ラウ。え、ええー!?って、よく見ると肉襦袢!これ、後で脱ぐんだよね?って思ってたら脱がないの。劇中ずっとムキムキの肉襦袢を装着。一緒に見ていた師匠(仮名)いわく「よくできてるなあ、あの肉襦袢」
うん、そうだよね、首の付け根もわかんないし……そうじゃない!そこじゃないよ師匠!


ムキムキ肉襦袢の受け止め方に悩む。ストーリーも、コメディともシリアスともつかず、困った薄笑いを浮かべるしかできない。しかしそんな状況の中でも、アンディ・ラウの芝居は良い。というか普通の人がやったらコントにしか見えない状況なのに、首から上がアンディ・ラウだということで妙に説得力があったりする。カンフーアクションからストリップダンスまで、何でもサマになるなんて。すごいな。


映画のすっとんきょうさから、反対にアンディ・ラウのすごさを実感したわけだけど、この役、アーロン・クォック(肉襦袢なし)にやらせればよかったんじゃなかろうか。アーロン・クォックだと、業(カルマ)の悲壮感が出ないかもしれないけど、ちょっと見たい。


あれコレ、2003年の映画なのか。比較的最近の映画なのが、追加でショック。