「ふたりのロッテ」エーリヒ・ケストナー 池田香代子/訳

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

親の離婚で離れ離れになったふたごのお話なのだけれども、離婚理由が、めっちゃ親の都合!あからさまに。特にお父さんの方。だがそれがいい。現代ならそんな親、いるいる。
そんなわがままな親だけど、ふたごは親を超愛してる。だけど一緒にいられない。だから必死になんとかしようとするふたご。泣けるよ。メルヘン(ふたご)とリアル(親)を行ったり来たりで面白かった。