ドラゴンキングダム

ジェット・リー！ジェット・リー！（かけ声）
ジャッキー！ジャッキー！（かけ声）
というわけで公開初日に行ってきましたよ！
ジェット・リー主演のローグ・アサシンがつまらなかったこともあって、期待しすぎてがっかりして傷つくのが怖くて、最初は心に壁を作っていたんです。
「孫行者を演じるジェット・リーが見れただけでもいいよ！」とか、「この往年のカンフー映画のポスターをコラージュした、キュートでホットなタイトルバックを見れただけでもいいよ！」とか。しかし実際にはそんな心の壁は必要ない、とっても楽しい映画でした！特に小学生男子の心を持った人にはオススメです！

まず、予想以上に格闘シーンが多い。細かいことはさておき、カンフー映画の価値は格闘シーンの長さだと思っているので、その点では次から次へとアクションがあります。そしてちゃんとジャッキーとジェット・リーのバトルがあります。しかもジャッキーは酔拳その他往年の技を駆使し（ジャッキー映画「拳聖」が好きだったので感激）、ジェット・リーも蟷螂拳やコン（棒）さばきを見せてくれます。また京劇が好きなので、ジェット・リー演じる孫行者が京劇風の動きだったのもうれしかったですね−！

中盤でジャッキーとジェット・リーは旅に同行することになり、敵ではなくなってしまってちょっとがっかりなのですが、それでも２人の絡みや戦闘シーンが頻繁にあるのでやっぱりうれしい。顔なんか見ますと、さすがに年取ったなあーって思いますが、それでも動きは良かったと思います！

ストーリーは、まあ子供向けというか、特にヒネリもないのですが、やりたいことを明確にしていて、その単純さがむしろ良いです。最後はいろいろつじつまが合ったり、ちょいどんでん返しでハッピーだったりと、意外とスパイスが効いていて見終わった後に爽快な気持ちになれます。いやー、また見たいなー。