「遠野物語 山の人生」柳田国男

遠野物語・山の人生 (岩波文庫)
遠野物語」「山の人生」「山人考」が収録されています。
現在「山の人生」の途中まで…。読んでは辞書を引き引きなので、ぜんぜん読み進みません。いやしかし、そんな読み方もすごく楽しい。
「山の人生」では、山に住む存在、妖怪…でもないし、かといってはっきりした人間でもない、不思議な山にまつわる伝承を集めています。文体が優しげでステキです。
昔は山といえば、深海同様に謎の多い、神秘的な場所だったのでしょうが、今ではすっかり開発されていますからね…。山育ちなので、山深い場所はワクワクします。


遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)遠野物語 (集英社文庫)
ところでこの本を買って帰ったら、師匠に「遠野物語、3冊目だよ」と指摘されました。だって収録されている作品が違うんだもの…。ちなみに「遠野物語拾遺」の方は、遠野で買いました。