K-20 怪人二十面相・伝

江戸川乱歩の怪人二十面相ではなく、他の作家が書いた小説の映画化だという予備知識のみで見に行きました（あ、江戸川乱歩の怪人二十面相は子供の頃読んでました）。チケットを買うとき「けー・とぅえんてぃー１枚…」と言うのは、なんだか妙に恥ずかしかったです。

架空の日本が舞台で、世界観や雰囲気は好きなのですが、なんだかシナリオや展開が“そのまんま”“ご都合過ぎ”な感じがして、途中から「これ子供向けなんだ！？」と気づくまでは、厳しかったです。
サーカスの軽業師である金城武のアクションはかっこいいし、松たか子のすっとぼけたお嬢様はかなりコミカルなので、子供は純粋に楽しめると思います。もしかしたら子供向けではないのかもしれませんが、そう思って見た方が楽しいと思います。