「ゲゲゲの女房」武良布枝
- 作者: 武良布枝
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: 単行本
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で、本の方も読んでみましたが、奥さんの人柄か、言葉使いがとても優しくて、苦労話を語っているのにむしろ癒されます。「さすがにこれはドラマの演出だろう」と思ったエピソードが意外と本当だったりして、奥さんの苦労が忍ばれます。
水木サンが書いた自伝は何冊か読んでいるので、だいたいの流れは知っているのですが、やはり奥さん視点だとけっこう印象が違います。
例えば水木サンはマンガの中で、質屋に持って行く着物がないので長じゅばんを持って行ったら「これ小便の匂いがするようですけど」と言われたり、出産直前にお金がないので奥さんに「できるだけ腹をひきしめて生むのは1日でも延ばすんだぞ」と言ったり…。読んでる方は「アハハ」ですが、改めて奥さん視点で見ると笑い事じゃないですね。ただ、奥さんの方であまりそういうことを書いていないところを見ると、この辺は水木サンがおもしろおかしく描いちゃってるのかもしれませんね。
さて、水木サンの自伝はたくさんあるので、どれを読めばいいのかが悩むところです。真のファンなら全部買うんでしょうが…。純粋な自伝で、私が持っているのは以下の2冊です。
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 文庫
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- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 文庫
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水木ファンの方、他にいい読み方があったらぜひ教えてください。
ちなみにホントに水木しげるの資料としていいのは「大!水木しげる展」の図録だと思うのですが、こちらは市販していないので、それを再編集した「水木しげる [妖怪]人生絵巻」をオススメしよう…と思ったら、この本もamazonでは中古しかないみたいです。
- 作者: 朝日新聞社
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/07/15
- メディア: 大型本
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